ニュース
障がい者の活動を保障
山口代表 国会がモデル示す姿勢で
中央幹事会であいさつする山口代表=31日 党本部
公明党の山口那津男代表は31日、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、参院選で当選した重度の障がいがある議員への対応に関し、「議員の国会活動が保障されるよう、さまざまな努力を参院として可能な限り尽くすというのが基本姿勢だ」との考えを示した。
その上で、「障がい者のさまざまな社会活動に寄与していくよう、国会が一つのモデルを示すとの意気込みで取り組む姿勢が大切であり、共有したい」と強調した。
一方、今夏、全国で開かれる党夏季議員研修会にも言及。参院選の結果、過去最高の議席占有率となったことや、統一地方選などを通じて党のネットワークの力が拡大したと述べ、「これらを生かして『小さな声を聴く力』を発揮することが選挙で誓ったことにつながる。夏季研は、そのことを確認し、前に進める絶好の機会だ」と力説した。