ニュース
政治改革、賃上げを推進
中野氏、行政書士の会合で国政報告
兵庫・尼崎市
公明党の中野洋昌衆院議員は17日夜、兵庫県尼崎市内で開催された県行政書士政治連盟阪神地区(辻村さおり幹事長)の政談会に出席し、「皆さんと共に、現場の困り事を解決できるように尽力する」と力説した。地元県議、市議も参加した。
中野氏は席上、先の通常国会で焦点となった政治資金改革について言及。与党実務者協議の責任者として、政治資金規正法の改正に関する議論に携わった経緯を説明した。その上で、公明党の訴えにより、政策活動費の使途をチェックする第三者機関の設置などが法律に明記されたことを挙げ、「法律の施行に向け、引き続き、運用のあり方など細部の議論を詰めていく」と強調した。
また、中野氏は持続的な賃上げに向け、「政府、労働団体、経済界が協議する『政労使会議』を昨年から継続して開催してきた」と紹介。こうした取り組みにより、今年の春闘の平均賃上げ率は5.10%と33年ぶりの高水準を記録したことを報告し、「中小企業の省力・省人化を推進し、さらに賃上げしやすい環境整備を進めていく」と語った。