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2024年9月10日

コラム「北斗七星」

<世の中の/傘になれよと/教えてくれた>。演歌の名曲『おふくろさん』の一節を思い出した◆亡き母から「人のために生きる人間になりなさい」との遺言を託された大阪府和泉市の公明党市議。約束を守ろうと1期4年間、毎日街頭に立ち続けた。傍らには「私は議員です!/ご相談ご要望!受付中!」と印字されたのぼり。自身の連絡先も明記した◆党の支持者ではない市民からも街頭で相談を受けることも。一昨日、投開票が行われた同市議選でその市議は、大幅な得票増で2期目の当選を果たした。維新新人が次点になった◆大阪では今、「維新から出れば当選する」という“常識”に陰りが見える。8月の大阪府箕面市長選では維新の現職市長が無所属新人に大差で敗れた。その衝撃が維新を揺さぶる。市長選後のテレビ報道で「維新に市民目線の政治を期待していたけれど、ちょっと離れている気がする」との市民の声も。維新政治に有権者が疑問符を持ち始めている◆太田昭宏・党常任顧問は「公明党は、『太陽の党』だ。太陽は立場を超えて全ての人に平等に降り注ぐ」(月刊「公明」9月号)と語った。子どもの成長を祈る母の思いに応えるような政治が求められている。(鷲)

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