ニュース
持続可能な公共交通へ
石川で三浦氏、自動運転バス視察
市担当者から自動運転バスについて説明を受ける三浦氏(右から3人目)ら=6日 石川・小松市
公明党の三浦信祐参院議員は6日、石川県小松市で、同市が3月に通年運行を開始した自動運転バスを視察し、持続可能な公共交通のあり方を探った。
このバスは、北陸の空の玄関口とも呼ばれる小松空港と、3月に開業した北陸新幹線の小松駅を結ぶ。同市はアクセスの向上で街中に人を呼び込むとともに、運転手の高齢化・不足に対応するため、自動運転バスの導入を決めた。
現在は、アクセル・ブレーキ・ハンドルが部分的に自動であるレベル2運行で、運転手が乗車する。市の担当者は「来年度以降、特定の条件下でシステムによって操作できるレベル4運行をめざす」と述べた。
三浦氏は「足の確保は住民の安心につながる。取り組みを後押ししていきたい」と応じた。