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コロナ診療を万全に
患者受け入れで病院の要望聴く
愛知で里見、犬飼氏
総合犬山中央病院でコロナ患者受け入れについて懇談する(奥右から)犬飼、里見の両氏ら=7日 愛知・犬山市
公明党の里見隆治参院議員、犬飼明佳地方議会局次長(衆院選予定候補=愛知16区)は7日、社会医療法人志聖会の総合犬山中央病院(愛知県犬山市、齊藤雅也院長)を訪れ、新型コロナウイルス感染症患者の受け入れに関する要望などを聴いた。諏訪毅市議が同行した。
同病院は多数の診療科を持つ総合病院。感染症を専門とする医師・看護師を有し、現在、コロナ入院患者が17人いる。
席上、齊藤院長らは、昨年5月の新型コロナ「5類」移行後の課題として「無料だった検査・治療に費用がかかるようになり、患者が負担を感じている」と述べ、費用を気にして受診を控える人がいる現状を訴えた。また、感染者が爆発的に増えていることに触れ、今後も夏・冬に流行するとの見方を強調。「職員への感染など病院側の負担が大きい」と述べ、コロナ患者を積極的に受け入れる病院を増やすために診療報酬を引き上げるよう求めた。
これに対し、犬飼氏は「地域の医療を支える皆さまのサポートに取り組む」と語った。