ニュース
復旧支援に全力挙げる
下野氏 大雨被害の現場を視察
大雨被害を受けたビニールハウスを視察する下野氏(左から4人目)ら=23日 福岡・久留米市
今回の参院選福岡選挙区で初当選した公明党の下野六太氏は23日、福岡県久留米市を訪れ、大雨による被害状況について住民から話を聞いた。党福岡県本部の浜崎達也幹事長(県議)、吉田宣弘県議、塚本弘道市議が同行した。
同市では21日、台風5号の影響で大雨が降り、1日の降水量が観測史上最大を記録。道路の冠水や住宅の浸水など深刻な被害が発生した。
一行は、同市大善寺町を訪れ、浸水により畳や車が水に漬かってしまった住民を見舞った。
同市城島町ではビニールハウスに大量の土砂が流入した農家を視察した。農家の田中秀樹さん(44)は、「3年連続で大雨の被害に遭った。育てた野菜も半分以上が枯れてしまう」と窮状を訴えた。
下野氏は、「地方議員と連携して、復旧と被災者支援に全力を注いでいく」と決意を述べた。