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視覚障がい者の就労支援
西田氏ら、職能開発センター視察
就労支援の取り組みを視察する西田氏(右端)ら=5日 東京・新宿区
公明党の西田実仁参院会長は5日、東京都新宿区にある視覚障がい者の就労支援施設「日本視覚障害者職能開発センター」(伊吾田伸也施設長)を訪れ、関係者と意見交換した。党埼玉県本部の千葉三津子、荒木かおる両毛呂山町議、宮島サイ子・越生町議が同行した。
同センターは視覚障がい者の「働きたい」を応援。主にパソコンを利用した事務職の能力開発訓練を実施している。
伊吾田施設長は就職後の職場適応援助者(ジョブコーチ)の重要性を強調。「専門性を持つ人材育成が必要だ」と語った。視覚障がいのある渡邊登茂世さんは、外出を助ける同行援護が「通勤の場合、受けられない地域もある」として、サービスの地域差解消を要望。西田氏は課題解決へ「地方議員と連携していきたい」と述べた。