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【主張】夏季議員研修会 党勢拡大へ議員力を磨こう
公明党伝統の夏季議員研修会が、7月27日の北海道と神奈川県を皮切りに全国各地で活発に開催されている。
来年秋までに行われる衆院選や来夏の参院選、都議選などを断じて勝ち抜くため、全議員が党勢拡大に向け決意新たに出発する場としたい。
今年の研修会は11月の結党60年を控えて行われる。「大衆とともに」の立党精神を一人一人が改めて胸に刻み、庶民・大衆の願いや期待、すなわち“衆望”に応える政治家へと成長を約し合うことが大切だ。
公明党は60年間の歴史の約4割に当たる期間を、連立政権の与党として国政を担い、現在に至る。山口那津男代表は茨城県の研修会で「国会議員と地方議員が連携するネットワークを生かせる政党になったことが、与党になった最大の意味だ」と強調した。
生活現場の「小さな声」から課題を見つけ出して国政につなげる。国政で実現した施策が自治体で速やかに展開されるよう後押しする。こうした取り組みは国会議員と地方議員の緻密な連携なくしては不可能だ。他党にはない公明党のネットワークの力に一段と磨きをかけたい。
党勢拡大に向けては、恒常的・積極的に党を支援してくれる「アクティブサポーター(AS)」づくりについて活発な意見交換が求められる。
公明新聞では7月22日付から「アクティブサポーター 拡大に挑む」を随時掲載し、先駆的に取り組む地方議員の手記を紹介している。参考にしてほしい。
このほか、公明新聞の拡大や街頭演説といった日常活動の強化、SNSを活用した情報発信なども研修会の重要なテーマだ。
党勢拡大について山口代表は「国民生活に即した実績を訴えていくことが一番効果のある道だ」と強調している。
子育て支援策や認知症施策、物価高対策、賃上げといった暮らしに直結する実績について見識を深め、説得力を持って語れるよう研さんに努めてほしい。