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在職老齢年金 見直し必要
最低賃金1000円超めざす
BS番組で石田政調会長
公明党の石田祝稔政務調査会長は18日夜、BS―TBSの番組に与野党の代表者と共に出演し、老後の生活設計に関して「(高齢でも)元気な人が働けるチャンスを」と強調。高齢者の労働意欲をそぐことがないよう、一定の賃金収入がある人の年金受給額を減らす「在職老齢年金制度」の見直しを主張した。
最低賃金を巡っては、「2020年代前半には全国加重平均で1000円超」を掲げる党の参院選の政策を念頭に、着実に引き上げていく必要性に言及。引き上げに際しては、「中小企業への支援を行う」と力説した。
また石田氏は、昨年に党として「100万人訪問・調査」運動に取り組んだことを通して、「小さな声」を政策に反映させていく決意を語った。