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社会とのつながり創出
高橋政務官 農福連携の現場視察
埼玉・熊谷市など
新井代表取締役(右から2人目)から説明を受ける高橋政務官(左隣)と党熊谷市議団(左側4人)=11日 埼玉・熊谷市
高橋光男農林水産大臣政務官(公明党)は11日、埼玉県熊谷市の埼玉福興株式会社で、ひきこもりや障がいなどにより就労に困難を抱える従業員らが農業に携わる農福連携の事業を視察した。党市議団(林幸子代表)が同行した。
新井利昌代表取締役は、就労困難者の働く場をつくり、社会とのつながりを創出する「ソーシャルファーム」の理念を基に、従業員らの生活面に心を配りながら就労を支援していると説明。その後、高橋政務官らは水耕栽培で水菜やサラダホウレンソウを育てる様子や、畑での農作業を見学し、従業員らと意見交換した。
高橋政務官は、「さまざまなバックグラウンドを持った方々が生きがいを感じて働ける場所が広がるよう、地域と連携して進めていきたい」と語った。
高橋政務官は、東京都八王子市の農福連携事業者2カ所も訪問。公明党の富永純子市議が同行した。