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2024年7月13日

一連の不祥事、許されず

防衛省は再発防止に万全期せ 
公明が強く要請

防衛省・自衛隊で相次ぐ不祥事を巡り、説明を受けた党合同会議=12日 衆院第2議員会館

公明党の外交安全保障調査会(会長=佐藤茂樹衆院議員)などは12日、衆院第2議員会館で合同会議を開き、安全保障に関する「特定秘密」の不適切管理や海上自衛隊員による潜水手当の不正受給など防衛省・自衛隊で相次ぐ不祥事に関して、同省から説明を聴取した。

席上、佐藤会長は厳しい安全保障環境に対応するため、「防衛費を増額し納税者に負担をお願いする中、この一連の不祥事は国民からの信頼を失うもので決して許されない」と厳しく指摘。防衛省が同日、処分を公表したことにも「処分で幕引きというわけにはいかない。引き続き与党としても対応していきたい」と強調した。

公明党の石井啓一幹事長も同日の記者会見で、「極めて遺憾だ。わが国を取り巻く安全保障環境は厳しく、隙や憂いがあってはならない」と指摘。その上で「抑止力や対処力の強化を進める基となるのは、誠実な職務執行に対する信頼にほかならない。政府は実態を解明し、再発防止に向けて万全な体制構築に取り組むなど信頼回復に努めてもらいたい」と求めた。

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