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2024年7月11日

コラム「北斗七星」

1967年の映画「卒業」で、ダスティン・ホフマン演じる主役の青年が将来進むべき道を助言される。ただ一言「プラスチック」と。映画史に残るこの名セリフは、破滅的な未来を暗示するシーンとして、米国の知識人が語るようになったという◆60年代以降、画期的な新素材として脚光を浴びたプラスチックは今や深刻な海洋汚染を引き起こしている。マイクロプラスチックなど海洋ごみの約8割は陸から流れ込み、2050年には魚の量より多くなるともいわれている◆早急な対策の一環として、環境省と日本財団では海岸の一斉清掃を啓発する「海ごみゼロ活動」を推進。各地で回収活動が展開される一方、再資源化の取り組みも広がりつつある◆「自然を大切にすることは、人間と未来を大切にすること」。高知県でウミガメの保護活動に尽力した公明議員の思いを受けて、地元の小学生が「海にごみを捨てないと決心しました」と作文を書いていた◆「卒業」は、結婚式場から花嫁を連れ出して逃走するラストシーンが有名だが、人類は営々と蓄積してきた大量のプラスチックごみから逃げ出すことはできない。一人一人の賢明な行動が海を守ることにつながると、心したい。(祐)

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