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「残る1」壮絶な大接戦
タカハシ、まつした“あと一歩”
沖縄県議選 明後16日(日)投票
大激戦の沖縄県議選(総定数48)は16日(日)の投票日まで、あと2日に迫った。公明党の新人・タカハシ真(沖縄市=定数5)、新人・まつした美智子(浦添市=定数4)、現職・上原あきら(那覇市・南部離島=定数11)、新人・糸数マサヒロ(同)の4候補は全国からの後押しを受け、他候補を猛追するも、あと一歩、大混戦を抜け出せていない。逆転勝利へ「もう1票、あと1票」と総力を挙げた票拡大に執念を燃やそう。
【沖縄市】▽定数5▽立候補者7(公明1、自民2、立憲1、共産1、社民1、無所属1)▽立憲現、社民新、自民現2が先行する。「残る1」を巡って共産現とタカハシ候補の争いは、し烈を極める。他陣営からの挟撃に遭うタカハシ候補は「圏外」の危機的状況。攻めて、攻め抜く猛攻が急務。
【浦添市】▽定数4▽立候補者6(公明1、自民1、維新1、共産1、社大1、無所属1)▽社大、共産、自民の各現職が当選圏内。維新新と、まつした候補が競り合う横一線の戦い。新たな「1票」をもぎ取る執念の拡大が勝負を決める。
【那覇市・南部離島】▽定数11▽立候補者19(公明2、自民5=推薦含む、立憲2、維新1、共産2、社民1、社大1、諸派1、無所属4)▽革新系6候補と保守系3候補がリード。上原あきら、糸数マサヒロの両候補を含む有力5人が残る議席を争う大混戦。公明両候補の勝利には、最後の最後まで攻め続ける票拡大が必要だ。