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定期接種化へ議論早く
党厚労部会 帯状疱疹ワクチン巡り
公明の推進で独自助成拡大
帯状疱疹ワクチンについて意見交換した党厚労部会=16日 衆院第1議員会館
公明党厚生労働部会(部会長=伊佐進一衆院議員)は16日、衆院第1議員会館で帯状疱疹ワクチンを巡って、神奈川県衛生研究所の多屋馨子所長や厚労省、東京都の担当者と意見交換した。
多屋所長は、帯状疱疹の年齢別の発症率に関し「50歳を境に急激に上昇し、男女ともに70代がピークを迎える」とした上で、発症や後遺症を予防するワクチンの有効性を強調した。
厚労省側は、定期接種化を検討する審議会の議論再開への流れを説明。都側は都議会公明党が推進した、50歳以上を対象に接種費用を助成する区市町村への支援制度に触れ、創設した昨年度は全62自治体のうち60自治体が実施したと報告した。
出席議員は定期接種化に向けた議論の加速や、効果的な接種のあり方を検討するよう訴えた。