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“熊本地震8年” 創造的復興成し遂げる
党県会議で山口代表
党熊本県本部が開催した復興会議であいさつする山口代表=11日 熊本・益城町
公明党の山口那津男代表は11日、党熊本県本部(代表=城下広作県議)が同県益城町内で開催した「熊本県復興会議」に出席し、発災から8年を迎えた熊本地震について「創造的復興を成し遂げるため、公明党のネットワークの力を一層発揮していく」と訴えた。
山口代表は、被災地の要請を待たずに物資を届けるプッシュ型支援や、国土交通省職員の緊急災害対策派遣隊「TEC―FORCE」派遣などを公明党が推進し、復興を後押ししてきたと紹介。「これらは能登半島地震の被災地でも生かされている」と力説した。また、産業振興の重要性について触れる中で、半導体関連産業が集積している熊本の発展に期待を寄せた。
城下県代表は「熊本地震の教訓を生かし、防災対策の充実などに県本部一丸となって取り組む」と誓った。
会議では、来賓として木村敬知事らがあいさつ。吉田宣弘、吉田久美子の両衆院議員、秋野公造、河野義博、下野六太、窪田哲也の各参院議員、党県本部所属の地方議員が出席した。
山口代表は同日、被災後に建て替えられた同町役場の新庁舎を視察。県内の各種団体との政策要望懇談会にも出席した。