ニュース
定期予防接種の再接種費用を助成
抗体失った20歳未満の市民対象
埼玉・朝霞市
市担当者(右側2人)から説明を受ける(左端から)齋藤さん、遠藤市議
埼玉県朝霞市は、骨髄移植などの医療行為により定期予防接種で得た抗体を失った20歳未満の市民を対象に、4月からワクチン再接種費用を助成している。
骨髄移植やさい帯血移植など造血幹細胞移植を受けると、定期予防接種で得ていた抗体が失われ再接種が必要となる。しかし、再接種費用は高額で、患者の負担が大きかった。さい帯血移植により抗体を失った友人がいるという齋藤裕子さんは「友人も喜んでいた」と話していた。
公明党の遠藤光博市議は当事者の経済的負担の軽減に向け、昨年6月の定例会でワクチン再接種にかかる費用の助成を訴えていた。