公明党トップ / ニュース / p346368

ニュース

2024年4月26日

地域鉄道存続へ支援

若松氏ら、関係者と意見交換
長崎・諫早市

永井社長(左端)から鉄道の利用状況について話を聴く若松氏(右端)ら=25日 長崎・諫早市

公明党半島振興対策プロジェクトチーム(PT)の若松謙維座長(参院議員)は25日、長崎県諫早市を訪れ、島原鉄道株式会社の永井和久代表取締役社長らと共に列車に乗車し、半島地域を走行する同鉄道の存続に向けた支援について、意見を交わした。地元の県議、市議が同行した。

島原鉄道は、同市の諫早駅から島原半島にある島原港駅までを結ぶ延長43.2キロ。地域住民や観光客などの利用者が減少し、2008年には一部路線(約35キロ)が廃線となった。以降、減便や最終列車の時間繰り上げを行っているが、運転手不足や赤字経営が課題となっている。

永井社長は「過疎化や少子化が進む沿線地域の状況を踏まえ、県や市と存続のあり方について議論を進めている」と説明した。

若松氏は「島原鉄道が住民の生活に密着した公共交通機関であると実感した。現場のニーズに合わせて支援していく」と語った。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア