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日中新時代 貢献に感謝
山口代表と懇談 青少年交流を推進
中国人民対外友好協会の宋副会長
宋副会長(左から4人目)を歓迎する山口代表(左隣)ら=3日 都内
公明党の山口那津男代表は3日夜、都内で中国人民対外友好協会の宋敬武副会長ら代表団に会い、日中両国の関係深化や民間交流拡大に向けて懇談した。高木美智代衆院議員、西田実仁参院幹事長が同席した。
席上、宋副会長は「中日関係が困難に陥った際、勇敢に立ち向かった人のことを決して忘れることはない」と強調。両国関係が悪化していた2013年に山口代表が訪中して要人と会談を重ね、関係改善の道を開いたとして「新時代に向けて発展を遂げるための貢献に感謝する」と表明した。
さらに、宋副会長は「中日友好の基盤は民間にあり、未来は若者の手にある」と述べ、両国が今後5年間で3万人規模の青少年交流を実施する計画を全面的に支える意向も示した。
山口代表は「新たな日中関係の将来に向けて揺るぎない基盤を整えるチャンスが巡ってきている」と語り、要人往来や青少年交流を推進する考えを力説した。