岡原市長（左端）から総合体育館の被害状況を聴く山崎氏（左から2人目）ら＝21日　愛媛・宇和島市

公明党の山崎正恭衆院議員は21日、17日に震度5強の揺れを観測した愛媛県宇和島市を訪れ、被災状況を調査した。これには松本孔、我妻正三の両宇和島市議が同行した。

視察した宇和島市総合体育館の大競技場は、天井の石こうボードが広範囲で破損し、床に散乱していた。案内した岡原文彰市長は「予定した行事も中止になった。補助制度も含めて、寄り添う支援をお願いしたい」と要望した。

その後、山崎氏らは、同市立南予文化会館を訪れ、ホールの天井板が約13メートル下の座席に落下した現場を調査。同館の設備を担当する伊井景三さんは、「初めて見た時は、がく然とした。人がいない時で本当に良かった」と語っていた。

山崎氏は「被害の大きさに驚いた。国や県と連携して支援できるように、しっかり取り組みたい」と話していた。