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【能登地震】「桜まつり」にぎわう
被災した地元飲食店が出店
石川・珠洲市
開催の準備を進める宮口さん(左)から話を聴く田端町議=21日 石川・珠洲市
石川県珠洲市宝立町の避難所になっている市立宝立小中学校で21日、被災した地元飲食店などが出店した「桜まつり」が開催された。公明党の田端雄市・能登町議が訪れ、企画者の宮口智美さんと懇談し、エールを送った。
桜まつりには、営業が再開できていない市内の飲食店など5店舗が出店。家族連れでにぎわい、焼きそばやカレーを味わった。市内から家族4人で訪れた30代男性は「人が集まれる場所は久しぶりで元気が出た」と笑みを浮かべた。
今も同小中学校で避難する宮口さん。「地域の人々が一歩でも前に進むきっかけになってほしい」と実施に尽力した。
視察後、田端町議は「コミュニティー再生につながる重要な催し。各地での開催を後押ししたい」と強調した。