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2024年4月17日

コラム「北斗七星」

先週、息子の中学校入学式で校長が「明日から私服でもいい」と言って参加者を驚かせた。制服や靴を買いそろえたばかりなのに。出費の痛みも癒えていない保護者の動揺は大きかった◆配布された保護者向け便りを見て、さらに驚愕した。顔が認識できれば、頭髪の長さや色は問わない。ピアスも自由。子どもの主体性を育み、多様性を認め合う教育へ、4月から大胆に移行したとのことだった◆これは極端な例かもしれないが、理不尽な校則で萎縮する子どもは現に存在する。北斗子の高校はマフラー着用禁止だった。「自転車の車輪に絡まると危ないから」との納得し難い理由だ◆今、子どもと教員らが話し合って校則を見直す動きが各地で広がっている。公明党も後押しする。2022年には、文部科学省が生徒指導の手引書「生徒指導提要」を12年ぶりに改訂し、校則見直しの際に子どもの意見を聞くことを推奨するようになった◆思えば、明治初期に開校した札幌農学校の校則は「紳士たれ」であった。周囲が提案する細かい校則に、初代教頭クラーク博士が異を唱え、「これで十分だ」と言ったそうだ。校則を通じて試されているのは、子どもを信じる大人の側の度量だろう。(花)

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