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議員“空白区”で党員が奮闘
大阪・党阿倍野支部
公明党員は、各地で党勢拡大や地域貢献のため、日々走り抜いています。今回は、公明議員“空白区”の大阪市阿倍野区で奮闘する、党阿倍野支部(楠谷智彦支部長)の党員の皆さんを紹介します。
■党北畠地区の取り組み
党実績と感謝の声をまとめた「日めくりカレンダー」が好評
阿倍野区は大阪南部の交通の要衝となっており、各種機関が集積。大規模なショッピングセンターがある一方、閑静な住宅街が広がり、教育機関も多い地域です。かつては公明議員がいましたが、現在は“空白区”となっています。
同区の党北畠地区で活動する党員と支持者の有志は昨年、公明党実績の「日めくりカレンダー」を独自に作製。反響が広がっています。出産・育児一時金の拡充や消費税の軽減税率の導入など、実績が31日分まとめられ、このために収集した党員の感謝の声も記載されています。
「公明党の実績をもっと多くの人に語れるようになりたい」。こう考えていた同地区の石川弘美さんは、吉良淳子さんらと共に、党員に「公明党のどんな実績に感動したか」を聞いて回りました。そして、吉良さんが、集まった感謝の声を基に、日めくりカレンダーにすることを提案しました。情報収集に当たって、同地区の党員が党ホームページを調べたほか、元公明市議の協力も得ました。
実績の内容と感謝の声をまとめたメモを基に、小野美鳥さんがパソコンソフトのワードを使い、1日分がA5サイズになるようレイアウト。印刷や裁断、束ねるためのリングを通す穴を開ける作業などを経て、カレンダーは昨年12月初旬に完成。180部発行され、党員や友人らに配布されました。
党北畠地区の有志が作製した実績「日めくりカレンダー」。党員から聞いた「感謝の声」も
活用法としては、トイレや玄関など、家族が目にする場所に置くことを推奨しています。「『公明党は何をしているのか分からない』と言っていた息子が、党の実績を幾つか言えるようになりました」と吉良さん。カレンダーの効果がさっそく現れているそうです。
石川さんは「普段から見ることで実績やストーリーが頭に入ってきます。これを活用して語れる力を付けていきたい」と語っていました。
■ボランティア活動
今後の取り組みについて打ち合わせる「ハッピーロードあべの」のメンバーら
ポスター作製・掲示などで自転車マナーの向上へ啓発
3月23日の午後、阿倍野支部の清水洋子さん宅を訪ねると、代表を務める地域グループ「ハッピーロードあべの」の打ち合わせが和やかに行われていました。
このグループは自転車のマナー向上に取り組んでおり、党員の参加者もいます。近年はコロナ禍で自転車の利用者が増えたことに着目し、交通ルールの順守やヘルメット着用を訴えるポスターを作成しています。区役所や地元の交通安全協会の協力を得て、町会の掲示板や駅前の駐輪場、幼稚園、個人のお宅などに300枚ほど掲示しています。ポスターの内容は毎年1回、新しいものに。迫陽子さんによる柔らかなタッチのデザインに好評の声が寄せられています。
また、同グループは、区内で行われるイベントにも出展。交通安全に関するクイズを子どもたちに出題し、ルールを知ってもらう活動や、ヘルメットの着用率を上げるため、おしゃれなヘルメットカバーの紹介にも力を入れています。
これまでに作製されたポスターの一部
昨年から活動に参加している吉本大介さんは、「ボランティア活動をしたい」と迫さんに話した数時間後、そのことを聞いた清水さんから電話があったと振り返ります。「展開の早さに驚きましたが、イベントに役員として参加すると充実感がありました」と話していました。
「地域のためにとの思いで活動を続けてきました。毎年、新しいことに挑戦したい」と語る清水さん。他にも、党員も協力しているグループ活動では、書き損じはがきや切手の回収を通してラオスの子どもの教育支援を行っている「あべのグリーンカレッジ」の世話人として、2003年から活動を継続。犬の散歩を通した地域の見守りや環境美化、ペットの防災対策などに取り組む「阿倍野区わんわんパトロールを推進する会」(馬木富士子代表)でも運動を盛り上げています。
より良い地域をつくりたいとの党員の思いが広がり、人と人を結んでいる様子が伝わってきました。