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公明新聞拡大 党発展の原動力(1)
過去最高票の勝利へ導く
13年連続13回、有権者比1%を達成
埼玉・深谷市
4~5月は「結党60周年記念 機関紙拡大運動 集中期間」。公明新聞の購読推進の闘いを通じて党勢を拡大し、各選挙で得票増や得票率アップにつなげている地域を紹介する。
昨年4月に行われた統一地方選のうち、埼玉県深谷市議選は公明3候補が合計6119票を獲得し、過去最高得票を記録した。有権者数と投票率が減る中、前回から597票増やしての全員当選。大勝利の根底には、公明新聞拡大を通じた党勢拡大の伝統があった。
市議選で公明党は、出馬した3人のうち2人が新人だった。候補者の名前の浸透に苦戦し、票拡大が進まない中、公明新聞の購読から広がった人脈は、壁を破るきっかけとなった。党員の貞勝利さんは、自身の紹介で公明新聞を購読している人や購読したことがある人を中心に市内を奔走。「毎年の新聞拡大の戦いがあったからこそ、選挙戦最終盤でも執念の票拡大につながった」と振り返る。
同市で活動する党深谷支部(支部長=五間くみ子市議)は毎年、公明新聞の「有権者比1%」に挑戦している。市議選を勝利に導いた要因の一つも、この戦いだ。昨年10月実配では、13年連続13回目の「有権者比1%」を達成。分会29部を目標に掲げ、支部として初めて全分会で目標を完遂できた。
新聞拡大の勢いは、党員数増加にも波及している。「1人でも多く党員を増やそう!」を合言葉に、公明新聞を活用した政治学習を推奨。新聞拡大とともに党員数が増え、約20年前から1.5倍になる“党勢拡大の好循環”が生まれている。