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性犯罪防ぐ仕組み重要
日本版DBSの照会期間巡り
党合同会議
日本版DBS創設に向けた法案の骨子案を聴取した党合同会議=29日 衆院第2議員会館
公明党「子どもたちを性暴力等から守るための制度検討プロジェクトチーム」(座長=浮島智子衆院議員)などは29日、衆院第2議員会館で合同会議を開き、子どもと接する職に就く人に性犯罪歴がないことを確認する「日本版DBS」創設に向けた法案の骨子案を巡って議論した。
政府側は、性犯罪歴の照会期間について、拘禁刑は刑を終えてから20年などとする案を説明。出席議員は、教育職員による児童生徒性暴力防止法では、わいせつ行為で教員免許を失効した人などの記録は40年以上蓄積される仕組みになっているとして、子どもの安全を最優先する観点から少なくとも同等の期間設定が必要だと指摘した。