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2024年3月1日

コラム「北斗七星」

公明県議の視察に同行し、児童養護施設を訪ねた。案内された部屋の棚に幾つかの箱が並び、その一つが目に留まった。十字架の墓が何本も立っていた◆入所する子どもたちの心理ケアを行う「箱庭療法」だと知った。箱の中に砂を敷き詰め、さまざまな玩具を使って作品を自由に作ってもらい、治療に役立てるそうだ。専門家でないので墓の意味することまで分からないが、彼らの心の傷に触れたように感じた◆もう20年前の光景だが、児童虐待事件を報じるニュースに接するたびに思い出す。年が明けてからの2カ月間でも、救えなかった命があった。胸が締め付けられる思いだ◆4月からの3年間で政府が集中的に取り組む「こども未来戦略・加速化プラン」には、児童手当の大幅拡充などの経済的支援に加え、子どもたちのSOSを早期に把握し、必要な支援を届ける体制整備が盛り込まれている。公明党も全力で進めていく◆同プランにより、子ども1人当たりの家族関係支出は、経済協力開発機構(OECD)でトップ水準のスウェーデン並みになる。同時に私たちの意識もトップ水準をめざしたい。“しつけ”であっても体罰は禁止されている。子どもは「社会の宝」だ。(花)

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