ニュース
コラム「北斗七星」
健康についての後悔のトップは「歯の定期検診を受ければよかった」。アンケート「『リタイア前にやるべきだった…』後悔トップ20」(雑誌『プレジデント』2012年11月12日号)の結果だ。北斗子も若い頃は歯を大切にしなかった。その報いで口の中はかぶせ物・詰め物だらけだ。今は1日15分歯を磨き、3カ月ごとに検診を受けている◆「昨の非を悔ゆる者は之れ有り、今の過を改むる者は鮮なし」(過去の非を後悔する人はあるが、現在していることの非を改める人は少ない)。岩村藩(現岐阜県恵那市岩村町)出身の幕末の儒学者、佐藤一斎の言葉だ。齋藤孝氏の著書「最強の人生指南書 佐藤一斎『言志四録』を読む」(祥伝社新書)で知った◆同氏は今の非を改める方法として、少し先の未来を思うことを提案する。「今の行いを続けていって悪い結果が出た時どう思うか」を推測するのだ◆例に挙げているのは受験生。今の勉強を続けていって不合格だった時の思いを、現時点で想像してみる。それは「これだけやったのだから仕方ない」だろうか。「もっとこうしておけばよかった」だろうか。後者なら、今のやり方の間違いにすでに気づいているのだという◆1週間後に公示される参院選。その勝利も歯の健康も、今の行いを見つめることから始まる。(直)









