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コラム「北斗七星」
「『政治とカネ』――その場しのぎで終わらせるな」。近く発売の月刊「公明」3月号では、東京財団政策研究所の加藤創太研究主幹へのインタビューを巻頭に置いた◆加藤氏は「(自民党内の)派閥の問題だけに矮小化させてはならない。同じ轍を踏まないよう、今度こそ、包括的かつ抜本的な改革をやり切ってもらいたい」と、くぎを刺す◆「同じ轍」とは、リクルート事件を受けて30年前に実施された「平成の政治改革」を指す。衆院の中選挙区制こそが“元凶”だとし、小選挙区比例代表並立制を導入した。しかし期待された「金権腐敗の一掃」はどこに? 多大な労力を払ったが、徒労だったのか。今になって導入を決めた当事者から「失敗だった」との声も聞かれる◆公明党は今回、他党に先駆けて「政治改革ビジョン」を発表し、カネの流れの透明化と罰則の強化に向けた具体策を示した。「自民党も真剣に向き合おうとするだろうし、野党の本気度も試される」と加藤氏は期待を寄せる◆中国の古典では、君主を「舟」、民衆を「水」に例え、“浮くも沈むも水次第”と戒める。国民は怒っている。公明党が「清潔な民主政治」へと舟を導く“かじ取り役”を必ず果たす。(花)









