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2019年6月23日

成立した愛玩動物看護師法

国家資格で獣医療の質を向上

愛玩動物看護師を国家資格に規定する愛玩動物看護師法(議員立法)が21日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。犬や猫などのペットに関する医療ニーズが高まっている現状を踏まえ、質の高い診療を提供するのが目的だ。

同法では、獣医師の指示の下で愛玩動物の診療や看護に携わる人を「愛玩動物看護師」と規定。愛玩動物看護師の業務として、獣医師の診療補助や動物の看護、飼い主に対して日頃の適正なしつけに関する指導・助言などを定めた。診療補助では、これまで獣医師だけに認められていた飼い主情報を記録したマイクロチップの挿入や採血などを行うことができるようになる。今月12日には犬や猫へのマイクロチップ装着の義務化を盛り込んだ改正動物愛護管理法(議員立法)が成立し、獣医療を支える人材のニーズは今後さらに高まるとみられている。

動物看護師は民間団体による認定資格があるものの、資格を持たなくても勤務することができるため、提供するサービスにバラツキがあった。今後は資格を得るには国家試験に合格し、免許の取得が必要になる。米国や英国、オーストラリアなど動物看護師の国家資格化が進む国では、専門知識を持った人材の活躍が獣医療の質向上にもつながっており、日本でも同様の効果が期待されている。

公明、法制化をリード

動物看護師の公的資格化検討プロジェクトチーム座長 中野洋昌衆院議員

獣医療の質の向上には、獣医師と動物看護師の連携によるチーム獣医療の充実がとても重要です。人間の医療では、医師や看護師、理学療法士など多くの国家資格がありますが、獣医療に関する国家資格は獣医師のみでした。動物看護師の国家資格化で、動物看護師の一定の質が確保され、獣医療の質の向上につながり、動物看護師の処遇改善にも寄与します。

国家資格化に向け、公明党は国会質問などを通じて政府に繰り返し必要性を訴えてきました。2018年5月には、党内に公的資格化検討プロジェクトチームを設置し関係団体から要望を聞くなど、精力的に議論を展開。法案作成に当たっても、公明党が超党派議員連盟の中で、取りまとめに尽力し、法案化への協議をリードしてきました。人と動物が共生する豊かな社会の実現をめざし、制度の円滑な実施と動物看護師の活躍を後押ししていきます。

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