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2023年12月13日

30年来の悲願、県道拡幅が実現

広島市安佐北区

長年の課題だった県道拡幅が実現し、住民と喜び合う西田市議(中)

「県道の拡幅は30年以上前から地域の悲願だった」。こう話すのは、広島市安佐北区の安佐町毛木自治会の道平博司会長。その陰には、公明党の西田浩市議の奮闘があった。

拡幅されたのは、同区安佐町毛木地区と後山地区を通る県道177号下佐東線。山間を縫うように流れる1級河川・太田川と急峻な山に挟まれた道路で、一部区間では車がすれ違えないほど道幅が狭かった。市立日浦中学校の通学路でもあり、同自治会の前副会長・小田洋彦さんは「子どもたちが事故に遭わないか、不安だった」と振り返る。

地域では拡幅を求め、長年にわたって何度も陳情書を提出。しかし、山側の切り立った崖を削ることは難しく、河川側への拡幅も流路確保の観点から難色を示されたという。そうした住民の思いを受け止め、西田市議は2003年の初当選以来、道平会長らと共に市への陳情に同行したり、国土交通省太田川河川事務所に働き掛けたりした。

これらの活動が奏功し、同河川事務所は「河川断面が維持される範囲での拡幅は問題なし」と判断。だが、新たな課題として、県道と河川の間が私有地だと判明した。西田市議は区役所や地元住民と連携し、60数軒の土地所有者の許可取得に奔走。20年3月の市議会予算特別委員会では整備加速を訴え、予算確保に力を尽くした。

その結果、延長約250メートルにわたって、約4メートルだった道幅は約7メートルに広がり、片側1車線で走行できるようになった。道平会長は「地域のために一生懸命動く西田さんに感謝です」と話していた。

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