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ひょう被害対策急げ
横山氏ら 山形・天童市で果樹園調査
果樹農家から、ひょうによる被害状況を聞く横山氏(右)ら=15日 山形・天童市
公明党の横山信一参院議員は15日、山形県天童市で降ひょうによる果樹被害をを調査した。菊池文昭県議、後藤和信市議、野口さつき党県女性局次長(市議選予定候補)が同行した。
同県内陸部の8市町では、5日に発生した降ひょうや強風で、農作物や農業施設に6億4000万円相当(11日現在)の被害が出た。
横山氏らは干布地区の果樹園で、出荷前のサクランボや生育途中のリンゴ、洋ナシなどの実の大半が損傷していることを確認。農家は「今年の収益は見込めない。果樹共済と来年の収穫に期待するしかない」と窮状を訴えた。
視察を終えた横山氏は、「県や市と連携し、早急な被害対策を講じるとともに、果樹共済の早期発動に取り組みたい」と述べた。