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2023年12月4日

コラム「北斗七星」

「6%は次のどれと同じですか」と問い、選択肢を「6割」「6割の10分の1」「6割の100分の1」「以上のどれでもない」の四つを示すと、文章生成AI(人工知能)「チャットGPT」は、「6%は100分の6と表現できます」と答え、「6割は60%なので」と、ここまでは良いが、「だから6%は6割の100分の1になります」と続けた。ん?◆この事例を通して、今井むつみ・慶応義塾大学教授は「間違ったことをもっともらしく言いますよね」と(「世界」7月号)◆ITジャーナリストの星暁雄氏はチャットGPTを、膨大な言語データから「最も確からしい次の単語」を計算して次々と出力し続けているだけ、と説明する(同)◆だから西垣通・東京大学名誉教授が、生成AIは「『言語(や画像)の機械的標準化』をもたらす。その結果、生きた共感コミュニケーションがみるみる衰えてしまう」(『デジタル社会の罠』)と言うのか◆AIロボットの優しい言葉に心引かれても、「ロボットの方が恋してくれることは決してない」のは、「言葉の意味など全然理解してはいない」から(同)。一気に普及したが、誤情報の拡散などリスクもある生成AIというモノは、よく理解して使いたい。(三)

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