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環境意識啓発に貢献
党員らの2団体に感謝状
西日本最大級イベント 出展回数や活動を評価
北九州市
北九州市の女性公明党員らでつくる環境ボランティア団体「地球温暖化を考える北九州市民の会」(秋枝博子代表)と「若松秋桜会」(久永恵美子代表)は先月、同市小倉北区内で開かれた環境イベント「エコライフステージ2023」(主催=北九州エコライフステージ実行委員会)で、同イベントにおける長年の出展や環境活動の功績が評価され、市から感謝状が贈られた。公明党の吉田久美子衆院議員が駆け付け、受賞をたたえた。
同イベントは、環境活動に取り組む市民団体や企業が持つ環境に配慮した技術の紹介などを通じ、環境に優しい生活様式「エコライフ」を提案する場として2002年から開催されている。22回目となる今回は「再生可能エネルギーの積極的利用」をメインテーマに、70の団体や企業などが出展した。市によると、西日本最大級の環境イベントだという。
感謝状は、環境に対する市民の意識啓発に貢献し、イベントで過去10年間に出展した約80団体のうち、出展回数が最も多かった5団体に贈られた。秋枝代表は「地球を守りたいとの思いで活動してきた。支えてくださった方に感謝したい」と語り、久永代表は「北九州市にいい環境をもっと残したいと進んできた。表彰に心から感謝」と述べた。
「地球温暖化を考える北九州市民の会」は1997年に、「若松秋桜会」は94年に結成。両団体とも「エコライフステージ」が初めて開催された時から出展し続けてきた。今回のイベントで両団体は、畳のへりを使ったマイバッグや古新聞で作るコサージュ、廃油せっけんなど、身近なものを活用したエコグッズを紹介した。
吉田(久)氏(手前左端)が両団体のもとを訪れ、受賞をたたえた
吉田氏は、それぞれの展示を見て回り、党員らとともに受賞を喜び合い、「無駄を出さない持続可能な取り組みを、これからも応援していきたい」と話していた。