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2023年11月27日

喜び勇んで地域に貢献!

奈良・党吉野支部 党員らがイキイキと活動

奈良・党吉野支部

公明党には、地域貢献にイキイキと活動している党員の皆さんが数多くいます。今回は、奈良県の3町6村からなる党吉野支部(支部長=北マユ美・大淀町議)の党員らの取り組みを紹介します。

読み聞かせや子ども食堂、高齢者支援、県道清掃など

(左から)川本さん、松田さん、大井さん

吉野支部は吉野、大淀、下市の3町と、黒滝、天川、下北山、上北山、川上、東吉野の6村で構成されています。大淀町以外は公明議員がいない空白区。県面積の約3分の1を占める広大なエリアで、党員の皆さんが地域貢献に挑戦しています。

桜の名所として有名な吉野町。川本直子さんは、この地で昨年まで長年にわたってクリーニング店を営み、多くのお客さんから親しまれてきました。閉業した今は、遠方の元顧客の衣類を預かり、営業中のクリーニング店にボランティアで届けています。また、社会福祉協議会(社協)が実施している子育て家庭への食料品の配布事業では、仕分け作業を手伝っています。「喜びを分け与える生き方を父に教えられて育った」という川本さん。「働ける場所があれば、何でもお手伝いしたい」と決意しています。

大淀町は吉野支部内で最も人口が多く、約1万6000人が暮らしています。同町の町立図書館でボランティアに参加しているのは、大井敏子さん。1995年の開館以来、子ども向けの「おはなし会」や大人向けの朗読会で、読み聞かせを行ってきました。幼少期に両親を亡くした大井さんは、学校の先生に読み聞かせをしてもらうことが本当に楽しみだったそうです。「大人になったら、先生みたいになりたい」。そう願っていたことが「不思議な縁でかなった」と、笑顔で語っていました。

和田さん(右)と神薗さん

和田康子さんは、同町で「うどんカフェ三和」を家族で営んでいます。「何か地域に貢献できることはないか」と考えていた時、公明党が子ども食堂を応援していることを知りました。「自分たちも」と北支部長に相談し、社協とも連携。今年2月から子ども食堂をスタートさせました。月1回、町在住の子どもと家族を対象に、子ども100円、大人300円で食事を提供しています。多い月には50食に及ぶことも。「子どもたちの笑顔がうれしい」と、これまでの活動を振り返っていました。

神薗勝栄さんは、同町の元公明党議員。引退後も一貫して「地域のために」と、さまざまな活動に参加しています。吉野ユネスコ協会では交流部会の部長として、ウクライナなどから避難してきた人に対して、生活に必要な知識を伝える活動に取り組んでいます。地元の老人会でも“頼りになる人”として活躍しています。

下市町の松田佳子さんは、定期的に独り暮らしの高齢者宅を訪問し、安否を確認する活動を続けています。コロナ禍となる前には、高齢者の楽しみになるようなイベントとして、毎年、劇を行っていました。演目は浦島太郎や桃太郎など。衣装や小道具は自前で用意しました。「若い人にも参加してもらえるよう、頑張っていきたい」と今後の抱負を話していました。

新子さん

吉野川(紀の川)の源流がある川上村。新子光司さんは3年前、55年ぶりに大阪府からUターン移住してきました。持ち前の体力を生かし、近隣住民の困り事を解決しているほか、5キロにもおよぶ県道の清掃を続けています。「自分ができることは、道をきれいにして明るくすること。そして、人にはこちらから明るく接すること」と語る新子さん。人口減少が続く中、若い移住者とも積極的に関わり、住民同士の交流の機会を増やそうと意気軒高です。

議員空白区で街頭を継続

街頭演説で訴える北支部長(前列中央)と党員の皆さん=19日 奈良・下市町

吉野支部は大淀町を除く8町村が公明議員のいない空白区ですが、北支部長と党員が団結し、街頭演説を各町村で実施してきました。2013年1月からスタートしたこの取り組みは今月19日、113回を数えました。

同日、下市町で行われた街頭には、同町と吉野、大淀の各町の党員が参加。山口憲一副支部長が公明党の物価高対策を訴えたほか、北支部長が児童虐待防止に向けた決意を披歴しました。

「仲の良さはどこにも負けません」と語る北支部長。支部会では党員の徳永八千代さんが作成した支部の愛唱歌を歌うのが恒例。手作りのうちわで会場を盛り上げています。公明新聞の紹介コーナーなど、党員による企画も充実させ、皆で前進しています。

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