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2023年11月15日

公明、22日から中国訪問

平和条約の意義確認へ 
日中間の対話・交流幅広く
記者会見で山口代表が発表 
西田、鰐淵、庄子氏が同行

公明党の山口那津男代表は14日午後、国会内で記者会見し、党として今月22、23日の日程で中国を訪問すると発表した。党訪中団は団長の山口代表のほか、西田実仁参院会長、鰐淵洋子党国際局次長(衆院議員)、庄子賢一同地方議会局次長(同)で構成される。党訪中団の派遣は、2019年8月以来。山口代表は、今回の訪中で日中平和友好条約の意義を確認し、「建設的で安定的な関係が継続できるよう実りある対話をしたい」と力説した。山口代表の発言は大要、次の通り。

記者会見で公明党の中国訪問を発表する山口代表=14日 国会内

【党訪中、日中関係】

一、本年は、日中平和友好条約締結から45周年の大きな節目だ。45周年を期して対話の機会を多方面で探るべきという中、訪中を企画した。限られた時間だが、実りある対話をしていきたい。

一、平和友好条約の大局的な意義を確認することが重要であり、これまで交わした政治文書をどう生かしていくか率直に対話することが大事だ。

一、国と国との関係は広いレベルで対話が進むことが重要だ。政党レベルでも対話・交流が行われることで、日中関係の広がりと深みが増す。重要なことは、両国首脳が往来して地域の繁栄と安定につなげ、国際社会に好ましい影響を与える関係を築いていくことだ。

一、(東京電力福島第1原発にたまる処理水の海洋放出について)わが国は、科学的な根拠に基づき、透明性の高い情報を公表しながら説明を続けている。これを中国側にも認識してもらい、輸入規制を解除してもらえるよう働き掛けたい。

一、(仙台市へのパンダ誘致について)仙台市長が「ぜひとも仙台市に誘致したい」ということで、親書を公明党に託された。それを中国側に届けた上で、実現できるようにお願いしたい。

【首相、政務三役の給与増額分の国庫返納】

一、与党側では、国会議員は給与引き上げを控えるべきという考えが強かった。国民を向いて判断したと思うが、もう少し早く判断しても良かったのではないか。

【ライドシェア】

一、(一般人が自家用車を使って有料で乗客を送迎する「ライドシェア」について)わが党も強い関心を持っている。(移動手段の)供給が不十分であることを認識しながらも、安全性や技能に対する信頼をおろそかにしてはならない。その点を踏まえた対応が必要だ。

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