ニュース
平和、安定へ大きな一歩
山口代表 対話による協調 前進
記者団の質問に答える山口代表=13日 国会内
公明党の山口那津男代表は13日夕、国会内で記者団に対し、安倍晋三首相とイランの最高指導者ハメネイ師の会談について大要、次のような見解を述べた。
一、ロウハニ大統領やハメネイ師と会談できたこと自体、対話が進んだと評価すべきだ。今回の会談で、米大統領の意図をイラン側に伝え、イラン側の考え方を発信したことで緊張緩和に向けた行動が期待できる。
一、中東地域の緊張緩和を求める考えがかみ合い、イラン側から核に関する具体的な言葉を引き出すことができた。中東地域と国際社会の平和と安定へ日本が役割を発揮し、大きな一歩を記した。
一、日本は、これからも20カ国・地域(G20)首脳会議などを通じて、対話による緊張緩和、多国間協調を前進させる役割を担ってもらいたい。与党としてバックアップしていく。