ニュース
小学校の音環境を改善
意思疎通がスムーズに
栃木・小山市で輿水氏ら視察
教育現場の音環境について説明を受ける輿水氏(左から3人目)ら=10日 栃木・小山市
公明党の輿水恵一衆院議員は10日、学校の教室や体育館、校庭での音環境が子どもと教員に与える影響を探るため、栃木県小山市の市立東城南小学校を訪れた。竹内真二参院議員、小山市議が同行した。
聞こえやすさや伝えやすさを重視する同校は、市の委託を受けた株式会社リッツコーポレーションの高橋昭社長を通じて音響設備など音環境を改善。大石成美教頭は「教室内で声が通るようになり、児童との意思疎通がスムーズになった」と話した。
また、高橋社長は「ピアノを調律するように、音響設備の状態を定期的に確認することで音の聞き取りやすさを維持できる」と強調した。
輿水氏は「音響設備の改善により声が聞き取りやすくなることを体感した。小山市の取り組みを全国に広げたい」と語った。