ニュース
平和の早期確立願う
イスラエル大使と懇談
山口代表
コーヘン大使(左から2人目)と懇談する山口代表ら=9日 参院議員会館
公明党の山口那津男代表は9日、参院議員会館でギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使と懇談し、イスラエル、パレスチナで平和が早期に確立することを願うとの認識で一致した。
山口代表は、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるテロ行為を非難。その上で「ガザで起きている人道の面での危機的な状況に対して深く憂えている」と述べた。
また、8日に先進7カ国(G7)外相が採択した共同声明を支持する考えを示し、人道危機の改善に向け「共同声明の趣旨を生かしてもらいたい」と要望。コーヘン大使は「共同声明はイスラエルとしても重要なものだ」と応じた。
さらに、コーヘン大使は、中東情勢におけるイスラエルの立場を説明した。