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夜間中学の設置さらに
自治体の取り組み支援必要
文科相に超党派議連
盛山文科相(右から6人目)に提言する浮島氏(左隣)ら=6日 文科省
超党派の夜間中学等義務教育拡充議員連盟(会長=丹羽秀樹・自民党衆院議員)は6日、文部科学省で盛山正仁文科相と会い、夜間中学のさらなる設置促進・充実を求める提言を手渡した。公明党から同議連副会長の浮島智子衆院議員らが出席した。
提言では、全国の義務教育未修了者や不登校の児童生徒らの教育機会を保障する観点から、夜間中学が今後ますます重要な役割を果たすと指摘。具体的な取り組みとして、全都道府県・政令市への夜間中学設置とさらなる拡大に向け、自治体の取り組みを支援するよう求めた。また、広報動画の周知やポスター掲示場所の拡大など、夜間中学に関する広報を一層強化することも要望した。
これに対し、盛山文科相は「しっかり予算を確保し、国としても対策を強化していく」と応じた。