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2019年6月12日

コラム「北斗七星」

「就職氷河期」が流行語大賞で入賞したのは、25年前の1994年だった。北斗子が社会人になった年である。就職氷河期世代の一人として就職活動は難航を極めた。不採用の嵐。自信を失いかけた苦い経験は生涯忘れない◆バブル崩壊後、景気が悪化した93~2004年ごろ、高校や大学から社会へ出たのが就職氷河期世代である。おおむね現在33~48歳。団塊ジュニアも含まれる。だが、正社員の採用枠が絞り込まれ、不本意にも非正規労働者や無業者になったケースが目立った◆今もなお職探しの意欲や希望を失ったままの人も多い。中高年(40~64歳)のひきこもりは61万人超に上る。そんな中、政府は今月中にまとめる「骨太方針」に、就職氷河期世代の集中支援策を明記する◆政府内では当初、就職氷河期世代を「人生再設計第一世代」と位置付ける議論があった。しかし、人生再設計を押し付けるような上から目線ではいけない。公明党は政府に「令和時代の人財プラン」を提言。一人一人の状況や課題に応じた能力開発の充実など、当事者に寄り添う支援の推進を強調した◆この世代は風雪に耐えてきた。真面目に働き、生きてきた。我慢強さをたたえてほしい。その上で、人手不足の中、新卒者や高齢者、外国人だけでなく、就職氷河期世代を「人財」としてフルに生かすべきだ。(東)

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