ニュース
被害者の権利を守る
旧統一教会問題で北側氏
公明党の北側一雄中央幹事会会長(副代表)は19日、東京都新宿区の党本部で記者会見し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に充てる財産を保全するための法案に関して「被害者の賠償請求権などを守っていく必要がある」との考えを示した。
この中で北側氏は「解散命令請求の手続きは相当の時間がかかり、司法の判断が出る前に、教団が財産を散逸してしまう恐れがある」と指摘。その上で「どういった保全の方法があるのか党内で検討する」と述べた。
ライドシェア 利用者保護が前提
一方、一般のドライバーが自家用車を使い、他人を有料で運送する「ライドシェア」では「安全確保が大事であり、事故があった時に利用者が賠償を受けられる利用者保護の観点も重要だ」と力説。また、「過疎地や観光地では、需要が高まるタクシーやハイヤーが十分に機能していない。そこをどう調整するのかが課題だ」と指摘した。