公明党トップ / ニュース / p319076

ニュース

2023年9月26日

コラム「北斗七星」

「9月」を振り返ると、2006年の9月26日に安倍晋三内閣が発足。07年の同日、福田康夫内閣に移行。08年も9月に麻生太郎首相へバトンが渡る◆そして09年、衆院選で自民党が大敗し、9月に民主党(当時)の鳩山由紀夫政権となるが、稚拙な政権運営で大混乱。これで有権者は「『自公政権時代のほうが政治は安定していたではないか』と心変わりした」(牧原出・東京大学先端科学技術研究センター教授=「潮」今月号)◆10年に菅直人首相に交代するも、東日本大震災での対応の鈍さなど失政をさらし、11年9月に野田佳彦内閣へ。離党者続出の民主は、翌年12月の総選挙で惨敗し、自公が政権を奪還◆それまでの6年間、首相が毎年代わっている。北川正恭・早稲田大学名誉教授は当時、「政治を安定させ、いろんな意見はあっても落ち着かせるのが公明党の役割だ」(12年12月24日付本紙)と見ていた◆山口代表は今月、政権奪還当時の安倍首相と、政権を安定させ国民生活を守り抜くと誓い合ったことを振り返り、「政治が混乱し、国民に迷惑をかけてはならない」と(12日付本紙)。岸田文雄首相は内閣を改造。来月、衆院議員の任期は折り返し点を迎える。次の勝利へ常在戦場だ。(三)

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア