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大麻由来医薬品 活用へ
取締法の改正巡り意見交換
党プロジェクトチームなど
大麻取締法の改正に向けて議論した党プロジェクトチームなど=21日 衆院第2議員会館
公明党のてんかん対策推進プロジェクトチーム(PT、座長=山本博司参院議員)などは21日、衆院第2議員会館で、厚生労働省から大麻取締法の改正に向けた検討状況について説明を受けた。
山本座長は、同法で使用が禁止されている大麻の成分を含む医薬品について、難治性てんかんの当事者団体などと共に国内での活用に向けて要望活動を行ってきたと強調。「しっかり議論しながら進めたい」と訴えた。
同法について厚労省は▽大麻由来の医薬品の使用を可能とする▽若者などの大麻の乱用を防ぐため、他の規制薬物と同様に「使用罪」を適用する――などの見直しを盛り込んだ改正案を次期国会に提出する方向で調整していると説明した。