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2023年9月19日

一人で悩まないで

生理用品の提供通しSOSの出し方教育 
山形・天童市の全小中学校

野口市議(右)へ「SOSの出し方教育」の現状を説明する鎌田課長(中)ら

山形県天童市は全小中学校の女子トイレへの生理用品配置を通し、児童生徒へ「SOSの出し方教育」に取り組んでいる。

生理用品の無償配布は、公明党の野口さつき市議(市議選候補)が2021年6月定例会で経済的な理由などで生理用品が入手できない小中学生のために提案したのがきっかけ。

この質問を受けて、市教育委員会は22年9月から設置への準備を開始。中学1年の女子生徒へアンケートを実施したところ、持参忘れなども含め、約3割の生徒が生理用品で困っていたことが判明した。

そこで、悩みを抱えた時に助けを求められるようにする「SOSの出し方教育」の一環として設置を進める試みに着手。休み時間や学級活動の時間を活用し、養護教諭が生理用品設置の説明に加え「困っていることがあれば一人で悩まず、身近な大人に相談を」と事前指導に当たってきた。

生理用品の設置は今月末で市内の全小学校12校、全中学校4校への導入が完了する。市学校教育課の鎌田さとみ課長は、生理用品の設置を機に養護教諭に気軽に相談する児童生徒が増えていると指摘。「子どもたちが困った時の気持ちを理解したり、大人や友人に相談しようという意識が高まっている」と語っている。

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