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経済対策、ニーズ反映へ
ネットワークの力発揮で
中央幹事会で山口代表
公明党の山口那津男代表は14日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、物価高などに対応するため、政府が来月の策定をめざす経済対策について、党のネットワークの力を存分に生かして、国民のニーズをしっかりと反映させていく考えを示した。山口代表の発言は大要、次の通り。
【岸田再改造内閣の発足】
一、岸田文雄首相は、今回の内閣について、大きな変化を前に進む力に変え、進んでいくと表現した。まさに、直面する課題の克服が新内閣の使命だ。与党としてしっかり支え、政府・与党で荒波を乗り越え、課題を解決していきたい。
【経済対策】
一、首相は、今月中に対策の柱立てを指示し、来月中に内容を取りまとめ、内容に応じて財源措置を考えていく。既存の財源なども活用しながら、裏付けを作っていく方向だ。わが党として何を要望するか、しっかり構えを整えていくことが重要だ。
一、政党には、政府の視点とは違い、国民生活の奥深くまで入り込んでニーズを引き出し、それに応える大事な役目がある。4月の統一地方選で地方議員の新たな顔触れも増えた。しっかりニーズを掘り起こし、国の政策に反映させるため、ネットワークを生かした政策実現力を存分に発揮していきたい。
【次期衆院選】
一、10月で衆院議員の任期は折り返し点を迎える。そこから先は、常在戦場の構えを心掛けて対応することが重要だ。国民に訴える力を整え、確信を持って訴えていく姿勢で臨んでいきたい。