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与党で議席最大化を
愛知16区 自公協力は変わらず
山口代表
公明党の山口那津男代表は7日の中央幹事会であいさつし、次期衆院選での自民、公明両党の選挙協力について「両党のかみ合った選挙協力が実ることによって議席を最大化し、自公連立政権の基盤の安定を図ることができる。選挙協力の実質が伴うように、しっかり取り組んでいくことが大切だ」と訴えた。
山口代表は、愛知16区での選挙協力について「公明党が候補を擁立し、自民党が協力して推薦する大きな合意の枠組みは変わらない。そのことは4日の自公党首会談の折、岸田文雄首相(自民党総裁)、茂木敏充幹事長の下で確認している」と報告。「自民党から犬飼氏への推薦を早くいただき、選挙の準備に取りかかりたい」と強調した。
中央幹事会後、党本部で行われた記者会見で公明党の西田実仁選挙対策委員長は、東京29区と愛知16区の公明候補者への推薦について、自民党の森山裕選対委員長から「できるだけ早く党本部として推薦を出すという話をいただいている」と説明した。
伊藤氏については「残る衆院議員の任期をしっかりと全うできるようにしたいというのが本人の気持ちだ」と述べた。
公明、衆院選第5次公認
比例区で新人3氏も
中央幹事会では、比例区で新人3人の擁立も決定。東京都ブロックで大森江里子氏、東海ブロックで小林宣子、西園勝秀の両氏を公認した。次期衆院選の公明党公認予定候補は、これまで公認された小選挙区11人、比例区1人と合わせ、15人となった。
大森江里子 新
東京都ブロック=東京都
党女性局次長。税理士。創価大学卒。50歳。
小林宣子 新
東海ブロック=岐阜、静岡、愛知、三重の各県
党女性局次長。市議2期。豊橋技術科学大学大学院修士課程修了。56歳。
西園勝秀 新
東海ブロック=岐阜、静岡、愛知、三重の各県
党団体局次長。元国土交通技官。北海道大学大学院修士課程修了。55歳。