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戸別回収に喜びの声
公明市議が解決策提案、実現
名古屋市
「ここに住んで28年。まさか実現するとは。木下さんに話してよかった」。名古屋市中川区万場の住宅地で先ごろ、家庭ごみの収集車が各戸を回るようになり、住民の藤井美佐恵さんが喜びの声を上げた。
名古屋市は各戸収集が原則。しかし、同所の道路は、入り口から約100メートル先で行き止まりになる上に狭く、収集車が入り込むと、バックで引き返すことに。市は、収集車がバックするのは危険と判断し、沿道35軒の住民は、この道路の入り口までごみ袋を持ち運んでいた。
公明党の木下優市議は、藤井さんから「ごみを持って行くのが大変。特に雨の日は」と聞き、現場を調査。行き止まりの近くにある私有地の駐車場に入れば、収集車が向きを変えられることに気が付いた。そこで市環境局に対し、駐車場の持ち主に許可を取ることを提案。市が実行し、戸別回収が実現した。