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「激甚災害」指定を急げ
党部会が政府に要請
台風6、7号禍
台風6、7号の被害状況を聴取した党復興・防災部会=31日 参院議員会館
公明党復興・防災部会(部会長=横山信一参院議員)は31日、参院議員会館で会議を開き、各地で記録的な豪雨をもたらした台風6、7号の被害状況について政府側から聴取し、自治体などの要望も踏まえて復旧事業費を国が支援する「激甚災害」の早期指定を要請した。政府側は「基準に照らして適切に対応したい」と応じた。
政府側は台風の被害について、各地で線状降水帯が発生し、住宅被害や土砂災害、河川の氾濫などが発生したほか、農林水産物などに多大な影響が出たと説明。台風7号では、東海道・山陽新幹線の運行に混乱が生じたことも報告した。
出席議員からは兵庫、鳥取両県など被災地を視察してきたことに触れ、「迅速に激甚災害への指定を」と要望。新幹線の運行を巡る一連の対応についても検証を求めた。