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2023年8月27日

LRT開業 初の全線新設

構想から30年「ライトレール」 
宇都宮市での式典に太田常任顧問、輿水氏ら参加

市担当者(手前側)から話を聞く輿水氏(中央左)ら=同

次世代型路面電車(LRT)で宇都宮市中心部のJR宇都宮駅東口と芳賀・高根沢工業団地(栃木県芳賀町)間の14.6キロを約44分で結ぶ「宇都宮芳賀ライトレール線」が26日、開業した。全線新設は全国で初めて。構想から約30年を経て実現した。

開業式には、公明党の太田昭宏常任顧問、輿水恵一・栃木県本部議長(衆院議員)、山口良治青年局次長、地元県・市議が参加し、石井啓一幹事長と斉藤鉄夫国土交通相(公明党)が祝電を送った。

LRTの車両「ライトライン」は3両編成で定員160人。振動や騒音が少なく、車いすやベビーカーでも乗降しやすい低床式だ。交通渋滞の緩和のほか、電力に地域由来の再生可能エネルギーを活用することで、脱炭素化への寄与が期待される。

式典で宇都宮市の佐藤栄一市長は「LRTを最大限に活用し、全国の地方都市のモデルとなるよう、持続的に発展できるまちづくりに取り組んでいく」と語った。

輿水県議長は「地域の喜びと期待にあふれる開業だ。LRTが栃木全体の発展につながるよう、今後も取り組みを後押ししていきたい」と語った。

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