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移住促進へ体験住宅
分譲区画内に新築
実生活イメージしやすく
北海道南幌町
移住促進へ専用の体験住宅―。北海道南幌町は、このほど町への移住を検討している世帯が最長2週間、体験入居できる専用住宅を新築し、希望者の予約が相次ぎ、好評を博している。同事業を推進した公明党の佐藤妙子町議と、稲津久衆院議員が視察した。
新設された移住体験住宅を視察する稲津氏(左から2人目)と佐藤町議(左隣)
人口約7700人の南幌町は、道都・札幌市に程近い利便性の良さや、自然豊かな農村風景に加え、子育て世代が住宅を購入する際の助成金支給などの支援策をアピールし、移住促進に取り組んできた。昨年5月からは、毎月人口が増えるなど着実な成果を上げている。
今回お目見えした移住体験住宅は、木造平屋の約64平方メートルの2LDK。道住宅供給公社などが分譲する区画に建っており、通勤や通学、子育てなど実生活を体験しながら移住した際の生活をイメージしやすくしていることが特徴。
さらに、北海道ならではの寒さや降雪などの気候特性に配慮した住宅性能になっている。担当者は「冬や夏の居住環境を経験した上で、移住を検討してもらうことができる」と話すとともに、秋頃には2棟目が完成することを説明した。
公明が提案
これまで同町は、元教員住宅1棟2戸を移住体験住宅として活用。建物が古いことなどもあり、利用者が移住に結び付くケースが少なかった。こうした状況を踏まえて佐藤町議は、2015年9月の定例会で、「中古や空き家の物件ではなく、新しい建物での暮らしを通して、町の魅力を発信することが移住につながる」と主張。定住促進に向けて、新築の移住体験住宅の建設を提案していた。
佐藤町議と共に住宅を視察した稲津氏は、「実際の生活に近い体験ができることがよく分かる。移住促進へ向け、力が入った町の取り組みを応援していきたい」と語った。









