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2019年5月27日

市民の問いにAIが返答

子育て関連も気軽に質問 
茨城・つくば市

スマホを使い、子育て支援情報を入手する小賀田さん(右手前)を見守る、つくば市議会公明党のメンバーら

子育て支援関連の質問も気軽に――。茨城県つくば市は今月から、市のホームページ上で子育てなどの質問に人工知能(AI)が返答するプログラム「AIチャットボット」を本格導入し、スマートフォン(スマホ)やパソコンで24時間、市民が知りたい情報を入手しやすくしている。

24時間、チャット形式で情報入手

つくば市の相談窓口では「保育所の申し込み方法は?」「証明書の発行に必要な持ち物は?」など、子育て支援や行政の事務手続きに関連する問い合わせが1日100件にも上る。

AIチャットボットは、市民が市役所に出向かず知りたい情報を入手できる上に、市職員の負担軽減にもつながると期待されている。

「フックン船長に質問しよう!」のスマホ画面

利用方法は簡単。パソコンやスマホから市のホームページ上の「フックン船長に質問しよう!」を選択。その後、画面下にある入力欄に質問を打ち込むと、市のイメージキャラクター「フックン船長」がチャット形式で、質問に答える。やり取りを進めていくことで、より具体的な回答にたどり着ける仕組みだ。このほか、「子育て支援・母子保健について」や「保育所・幼稚園・認定こども園について」など聞きたい項目を選択肢から選ぶ方法もある。子育て支援以外にも、マイナンバーカードや住所変更などについても対応している。

つくば市は本格導入に先立ち、今年の2月から4月末までを実証実験期間とし、市民の問い合わせの数や時間帯、回答の正答率などを検証。その結果、アクセス数は、窓口が開いていない時間に多くなっていることが判明した。さらに、3月までの実験データからチャット総数や問題の解決数、未解決数を把握し、正答率の向上や回答パターンの増加につなげてきた。

今後は本格導入後の市民からの意見を踏まえ、子育てに関する質問項目の増加など、AIをアップデート(更新)していく。さらに、他の窓口業務に関しても導入の検討を進める考えだ。

つくば市で生後3カ月の女の子を育てる小賀田直子さんは「スマホで手軽に知りたい情報を入手できて、便利です」と語っていた。

市議会公明党(小野泰宏幹事長)は、山本美和議員が2015年6月定例会で「子育てについて気軽に相談できる体制整備が必要」と訴えるなど、子育て支援策の充実を粘り強く推進していた。山本議員は「今後も最先端技術を活用し、子育て世帯に喜ばれる施策を進めたい」と語った。

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